こんにちはヤク学長です。
☆この記事はAWSアソシエイトZERO3版を網羅しています☆
本記事の目的は、「アソシエイト試験に合格するため」または「合格した方が知識を思い出す」ことを目的としています。
https://medical-science-labo.jp/aws-amazon-asociate13/
【本記事のもくじ】
まず、AWSに真剣に取り組むための概要を解説します。
下記の方法で、簡単に概要を抑えることができます。
- 1.コスト最適化
- 2.コスト最適化の主要サービス
それでは、上から順番に見ていきます。
なお、本上記の方法を抑えれば成果が出ます。
今回からは「コスト最適化を全体的に学ぶ」として機能や特徴を学んでいきましょう。
基本的な機能や仕組みを理解し、コスト最適化について理解していきましょう。
記事の内容は「転載 & 引用OK」問題ありません。
1.コスト最適化
AWSでのコスト最適化には様々な方法があります。以下は一部の方法です。
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利用率に応じたリソース割り当て: リソースの利用率に応じて、リソース数を適切に調整することでコストを最適化することができます。
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オンデマンドリソースの利用: オンデマンドリソースを利用することで、リソースを必要なときだけ使用することができます。
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不要なリソースの削除: 不要なリソースを削除することで、無駄なコストを回避することができます。
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リージョンの選択: コストが安いリージョンを選択することで、コストを最適化することができます。
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スポットインスタンスの利用: スポットインスタンスを利用することで、コストを大幅に削減することができます。
これらはあくまで一部の方法であり、AWSの環境に応じて適切な方法を選択することが重要です。
AWSを安く使う方法
AWSを安く使うためのいくつかの方法には次のものがあります:
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不要なリソースの削減: 不要なインスタンスやストレージなどを削除することで、料金を減らすことができます。
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リソースの利用率の向上: 効率的なリソースの利用、オートスケーリングなどを利用して利用率を上げます。
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割引プログラムの利用: リザーブドインスタンスや、組織の年間契約など割引プログラムを利用することで料金を削減することができます。
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オープンソースソフトウェアの利用: オープンソースソフトウェアを利用することで、AWSによるライセンス料金などを削減することができます。
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使用時間を適切に管理する: 使用するリソースを適切に管理し、必要な時間だけ使用することで、料金を抑えることができます。
AWSの無料利用枠
AWSでは、一部のサービスに対して無料枠が設定されています。例えば、Amazon EC2、Amazon S3、Amazon DynamoDBなどです。これらの無料枠には一定のリソース利用量、期間などが設定されており、これを超えると課金が発生することになります。詳細については、AWS公式サイトを参照してください。
価格算定ツール:AWS料金見積ツール
AWS はAWS料金見積ツールという料金見積ツールを提供しています。このツールを使用することで、AWS サービスを利用する予定の費用を見積もることができます。
このツールを使用すると、利用予定のサービスを選択し、利用状況とリージョンに基づいて費用を見積もることができます。見積もりは月額費用と、AWS 請求書のさまざまな要素の詳細な分解に基づいて提供されます。
AWS 予算を計画し、使用するサービスやリソースに関する賢明な決定を行うことができます。
AWS料金見積ツールの使い方
使い方:
- AWS 簡単月額計算ツールにアクセスする: https://calculator.aws.amazon.com/
- 利用する AWS サービスを選択する: 利用するサービスのカテゴリを選択し、詳細なサービスオプションを表示します。
- 使用状況を入力する: 各サービスの使用量を入力します。
- リージョンを選択する: 利用するリージョンを選択します。
- 見積もりを表示する: 見積もりが表示されます。見積もりは月額費用と、AWS 請求書のさまざまな要素の詳細な分解に基づいて提供されます。
注意:このツールはあくまで見積もりツールであり、実際の請求額と異なる可能性があります。使用状況が変わったり、AWS の価格が変更された場合など、実際の請求額が異なる可能性があります。
EC2の購入オプション
AWS EC2 (Elastic Compute Cloud) には次の購入オプションがあります:
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On-Demand Instances:一定のリソースを割り当てて使用するためのオプションで、リソースを必要とするとすぐに使用できます。時間あたりの単価で請求されます。
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Spot Instances:オンデマンドインスタンスよりも安価な価格で利用できるオプションで、仮想リソースの利用状況に応じて価格が変動します。使用状況が変化するとインスタンスが中断される可能性があります。
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Reserved Instances:長期間の EC2 リソースの利用を計画する場合に適したオプションで、一定の期間で EC2 リソースを予約し、割引価格で使用できます。
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Dedicated Hosts:物理ホスト上で動作する EC2 インスタンスを提供するオプションで、コンプライアンス要件やライセンスの制限に対応する必要がある場合などに適しています。
これらの購入オプションから適切なものを選択するには、利用目的や予算、リソース使用パターンなどに応じて選択する必要があります。
EC2のリザーブドインスタンス
AWS EC2 (Elastic Compute Cloud) のリザーブドインスタンスは、長期間の EC2 リソースの利用を計画する場合に適した購入オプションです。リザーブドインスタンスは、一定の期間 (1 年または 3 年) で EC2 リソースを予約し、割引価格で使用することができます。
リザーブドインスタンスを利用するメリットは次のとおりです:
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割引価格:一定の期間で予約することにより、オンデマンドインスタンスよりも安価な価格で EC2 リソースを使用することができます。
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予測可能なコスト:長期間の EC2 リソースの利用を計画する場合に、予測可能なコストを実現することができます。
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より多くのリソース:リザーブドインスタンスを利用することで、より多くのリソースを利用することができます。
リザーブドインスタンスを適切に利用するには、利用目的や予算、リソース使用パターンなどに応じて適切なタイプと期間を選択する必要があります。
EC2のスポットインスタンス
AWS EC2 (Elastic Compute Cloud) のスポットインスタンスは、EC2 リソースを割引価格で使用することができる購入オプションです。スポットインスタンスは、常に利用可能な EC2 リソースの予約をするのではなく、他の AWS 利用者が使わない EC2 リソースを割引価格で使用することができます。
スポットインスタンスを利用するメリットは次のとおりです:
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割引価格:常に利用可能な EC2 リソースを予約しないので、オンデマンドインスタンスよりも安価な価格で EC2 リソースを使用することができます。
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フレキシブルなリソース利用:常に利用可能な EC2 リソースを予約しないので、リソース利用のニーズに応じて使用することができます。
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より多くのリソース:他の AWS 利用者が使わない EC2 リソースを割引価格で使用することができます。
スポットインスタンスを利用する際には、EC2 リソースの供給状況に応じて価格が変動するため、使用目的やリソース使用パターンに応じて適切なタイプと割引率を選択する必要があります。また、リソースの供給状況によってはインスタンスが停止される場合もありますので、予め使用目的やリソース使用パターンに応じた適切な対策をとることが重要です。
Savings Plans
AWS Savings Plansは、1年または3年の期間中に一定量の使用量(時間あたりのドル数で測定)にコミットすることによって、AWSの使用料金を削減できる価格モデルです。Savings Plansは、オンデマンドの価格よりも割引があり、使用量が多ければ多いほど割引率が大きくなります。Savings Plansは特定のAWSサービス(例:EC2インスタンス)または特定のリージョン内のすべてのAWSサービスに適用されます。
一定量の使用量にコミットすることで、Savings Plansを利用することで次のメリットがあります:
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予測可能なコスト:Savings Plansを利用することで、AWSの使用料金に対する割引率をロックインすることができます。これにより、予算計画やコスト管理が容易になります。
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柔軟性:Savings Plansは特定のサービスに適用することも、すべてのサービスに適用することもできます。そのため、使用目的に合ったプランを選択することができます。
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管理が簡単:Savings Plansは、AWSアカウント内で管理することができます。使用量に応じて割引率が自動的に適用されるため、手動で管理する必要がありません。
AWS computer Optimizer
AWS Compute Optimizerは、AWS上のコンピューティングリソースを最適化するためのサービスです。このサービスは、AWSアカウント内のAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスとAmazon Elastic Container Service (ECS) タスクを分析し、そのパフォーマンスとコスト最適化のための提案を生成します。
AWS Compute Optimizerは、以下の情報を利用して提案を生成します:
- EC2インスタンスまたはECSタスクの使用状況
- アプリケーション要件
- AWSリソースの使用量
- AWS料金情報
AWS Compute Optimizerを使用することで、以下のメリットがあります:
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コスト削減:AWS Compute Optimizerは、最適なEC2インスタンスタイプやECSタスク設定を提案することで、コストを削減することができます。
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パフォーマンス向上:AWS Compute Optimizerは、アプリケーションのパフォーマンスを最大限に向上させるための提案を生成します。
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決定支援:AWS Compute Optimizerは、AWSリソースの選択や調整に対する支援を提供することで、リソースの選択や調整の決定支援を行います。
2.コスト最適化の主要サービス
AWSには、コスト最適化を目的とする様々なサービスが用意されています。以下はその中の主要なものです:
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AWS Compute Optimizer:Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスとAmazon Elastic Container Service (ECS) タスクを分析し、コストとパフォーマンス最適化のための提案を生成するサービスです。
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Savings Plans:長期間にわたって定期的なAWSリソース使用量を予測することにより、長期的なコスト削減を実現することができます。
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Reserved Instances:特定のAWSリソースを長期間にわたって予約することにより、コストを削減することができます。
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Spot Instances:AWSリソースの予約価格よりも安い値段で利用することができる、EC2インスタンスの販売オプションです。
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AWS Cost Explorer:AWSアカウント内のコストとリソース使用状況の可視化、トレンドの分析、予測、コスト削減のための提案を行うサービスです。
これらのサービスは、AWSの使用量とコスト管理のために有用なツールとなります。AWSアカウントに応じて、適切なサービスを選択することで、効率的なリソース使用とコスト削減を実現することができます。
整理:AWSコスト配分タグ
AWS Cost Allocation Tagsは、AWSリソースの使用費用を特定のグループ、プロジェクト、部門、またはビジネスユニットに割り当てるためのタグです。これらのタグを使用することで、AWSアカウント内のリソース使用費用を詳細に分類分析することができます。
AWS Cost Allocation Tagsを設定することで、コストの制御と管理、費用の割り当てとトラッキング、リソース使用の最適化を実現することができます。
整理:AWS Cost Categories
AWS Cost Categoriesは、AWSコストと使用状況レポートに含まれるコストをカテゴリ別に分類する機能です。これらのカテゴリは、ユーザーが選択したリソース属性、またはAWSによって予め定義されたものを使用して定義されます。
AWS Cost Categoriesを使用することで、AWSアカウント内のコストと使用状況をより深く理解することができます。これにより、コストの最適化やリソース使用の最適化、費用の割り当てとトラッキングを行うことができます。
レポート:AWS Appplication Cost Profiler
AWS Application Cost Profilerは、AWSアプリケーションのコストと使用状況に関するレポートを生成するサービスです。このレポートは、アプリケーションのコストと使用状況を詳細に分析し、アプリケーションのパフォーマンスを改善するための課題を特定することができます。
AWS Application Cost Profilerは、関連するリソースの使用状況やパフォーマンスデータを収集し、分析することで、アプリケーションのコスト最適化やリソース使用の最適化を支援することができます。
レポート:コストと使用状況レポート
AWS Cost and Usage Reportは、AWSアカウント内のリソース使用費用に関するレポートを生成するサービスです。このレポートは、AWSアカウント内のコストと使用状況を詳細に分析することができます。
AWS Cost and Usage Reportは、AWSリソースの使用費用、各サービスの利用費用、リソースの使用量、および各サービスのトラフィックなどの情報を収集しています。これらの情報を利用することで、AWSアカウント内のコストの最適化やリソース使用の最適化を実現することができます。
検査・レポート:Cost Explorer
AWS Cost Explorerは、AWSアカウント内のコストと使用状況を分析するツールです。このツールを使用することで、過去13か月間のAWSアカウント内のコストと使用状況を視覚的に表示することができます。
AWS Cost Explorerは、サービス毎のコストやリソース毎のコスト、時間帯別のコストなどを分析することができます。また、このツールを使用することで、今後のコストトレンドを予測することもできます。
AWS Cost Explorerは、AWSアカウント内のコストの最適化やリソース使用の最適化に役立つレポートや検査結果を生成することができます。
アクセス
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AWS Consolidated Billing: AWS Consolidated Billingは、複数のAWSアカウントを一元管理することができるサービスです。このサービスを使用することで、複数のAWSアカウント内のコストを一元的に管理することができます。
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AWS Organizations: AWS Organizationsは、複数のAWSアカウントを組織として管理することができるサービスです。このサービスを使用することで、複数のAWSアカウントを一元的に管理し、AWSリソースの利用に関するポリシーやコンプライアンスを管理することができます。
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AWS Cost and Usage Report: AWS Cost and Usage Reportは、AWSアカウント内のリソース使用費用に関するレポートを生成するサービスです。このレポートを使用することで、AWSアカウント内のコストと使用状況を詳細に分析することができます。
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AWS Credits: AWS Creditsは、AWSアカウントに対するクレジットサービスです。このサービスを利用することで、AWSアカウント内で利用するAWSサービスに対する費用を減額することができます。
AWS Organizationによる一括請求
AWS Organizationsを使用することで、複数のAWSアカウントを一元的に管理することができます。これにより、複数のアカウントに対する一括請求も実現できます。
AWS Organizationsを使用すると、マスターアカウントを設定し、サブアカウントをこのマスターアカウントに関連付けることができます。マスターアカウントに関連付けられたサブアカウントからのリソース使用費用は、マスターアカウントにまとめられ、一括請求することができます。
この一括請求により、複数のAWSアカウントに対する費用の管理が簡素化され、複数のアカウント内のリソース使用費用を一元的に管理することができます。
管理:AWSコスト異常検出
AWS Cost Anomaly Detectionは、AWSコスト管理サービスの一部で、AWSアカウント内のコスト変化を監視することで、異常なコストの増加を検出することができます。
このサービスは、AWS Cost Explorerを使用して、過去の様々な時間枠でのコストのトレンドを分析することにより、異常なコスト変化を検出することができます。
異常なコスト変化を検出すると、AWS Cost Anomaly Detectionは該当するコスト変化を通知することで、管理者に異常なコストに対する調査を促します。
AWS Cost Anomaly Detectionを使用することで、異常なコスト変化を検出し、早期に対処することができます。これにより、AWSアカウント内のコスト管理が強化され、不要なコストの増加を防止することができます。
管理:Cloud Watch
Amazon Web Services (AWS) のモニタリングサービスです。このサービスを使用すると、AWS リソースのパフォーマンスと使用状況を監視、記録、分析することができます。
予算:AWS Budgets
AWS Budgetsは、Amazon Web Services (AWS) の費用管理ツールです。このツールを使用すると、AWS の利用料金に関連する予算とアラートを設定し、実際の費用と比較することができます。このツールを使用することで、AWS の利用費用を管理して、予算内に収まるようにすることができます。
伸縮性:AWS Instance Scheduler
AWS Instance Schedulerは、Amazon Web Services (AWS) のサーバーインスタンスをスケジュール管理するソフトウェアソリューションです。
このソフトウェアを使用することで、特定のタイミングにインスタンスを起動または停止することができます。これにより、不必要なインスタンスの运行コストを削減することができます。
また、ビジネスニーズに応じてインスタンスを効率的にスケジュールすることもできます。このソフトウェアは、AWS の伸縮性を最大限に活用することができます。
というわけで、今回は以上です。
引き続きで、徐々に発信していきます。
コメントや感想を受け付けています。ちょっとした感想でもいいので嬉しいです。
それでは、以上です。