【簡単】解説!!「サーバーレス」sec.11【AWSアソシエイト資格対策/まとめ】

AWS

こんにちはヤク学長です。
☆この記事はAWSアソシエイトZERO3版を網羅しています☆

本記事の目的は、「アソシエイト試験に合格するため」または「合格した方が知識を思い出す」ことを目的としています。

【簡単】解説!!「ストレージとデータ処理」sec.10【AWSアソシエイト資格対策/まとめ】

【本記事のもくじ】

まず、AWSに真剣に取り組むための概要を解説します。
下記の方法で、簡単に概要を抑えることができます。

  • 1.サーバーレス
  • 2.Amazon SQSの概要
  • 3.Amazon SNSとは
  • 4.Amazon Simple Email Service
  • 5.Lambdaとは何か?
  • 6.APIとは何か
  • 7.API Gateway

それでは、上から順番に見ていきます。
なお、本上記の方法を抑えれば成果が出ます。

今回からは「サーバーレスを全体的に学ぶ」として機能や特徴を学んでいきましょう。

基本的な機能や仕組みを理解し、サーバーレスについて理解していきましょう。

記事の内容は「転載 & 引用OK」問題ありません。

目次

1.サーバーレス

サーバーレスとは、サーバーインフラストラクチャを明示的に構築、管理、運用することなく、アプリケーションやサービスを実行できるアーキテクチャのことです。

このアーキテクチャは、クラウドプロバイダーのインフラストラクチャ上で動作し、必要に応じてスケールアウトされます。

サーバーレスアプリケーションは、コスト効率が高く、スケーラビリティが高いというメリットがあります。また、サーバーのメンテナンスや運用に関連する作業を必要としないため、開発者はアプリケーション開発に専念できます。

疎結合化の追求

疎結合化とは、コンポーネント間の依存関係を最小限に抑え、各コンポーネントが独立して動作するようにすることを意味します。これにより、アプリケーションやシステムがよりフレキシブルかつ保守性が高いものになります。

疎結合化は、大規模なシステムを開発する際に重要な考え方の一つです。各コンポーネントを独立した単位として開発することで、変更や修正がより簡単になります。また、各コンポーネントをテストすることも容易になり、アプリケーションの信頼性が向上します。

疎結合化は、サーバーレスアーキテクチャやマイクロサービスアーキテクチャで特に重視されます。これらのアーキテクチャでは、アプリケーションを複数のサービスやコンポーネントに分割することで疎結合化を実現します。各サービスやコンポーネントは独立して動作するため、修正や拡張に対する影響も最小限に抑えられます。

密結合の問題

密結合とは、コンポーネント間に強い依存関係があることを意味します。これにより、アプリケーションやシステムが複雑で不安定になります。

密結合の問題としては、次のようなものが挙げられます。

  • 修正や拡張が困難: コンポーネント間の強い依存関係により、修正や拡張が困難になります。
  • 不安定な動作: コンポーネント間の強い依存関係により、エラーや障害が発生しやすくなります。
  • テスト困難: 密結合なアプリケーションはテストすることが困難です。
  • スケーラビリティの制限: 密結合なアプリケーションはスケーラビリティが制限されます。

これらの問題を回避するためには、疎結合化の追求が求められます。疎結合化により、アプリケーションやシステムはよりフレキシブルかつ保守性が高いものになります。

疎結合のメリット

疎結合化により、次のメリットがあります。

  • 修正や拡張が容易: 疎結合なアプリケーションはコンポーネント間が弱い依存関係であるため、修正や拡張が容易になります。
  • 安定な動作: 疎結合なアプリケーションはエラーや障害が発生しにくいため、安定な動作が期待されます。
  • 簡単なテスト: 疎結合なアプリケーションはコンポーネント間の弱い依存関係により、テストが簡単になります。
  • スケーラビリティの拡張: 疎結合なアプリケーションはコンポーネント間の弱い依存関係により、スケーラビリティを拡張することが容易になります。
  • モジュール性の向上: 疎結合なアプリケーションはモジュール性が高く、各モジュールが単独で動作することができます。これにより、保守性が高くなります。

疎結合化は、アプリケーションやシステムのフレキシブル性や保守性を向上させるために重要な概念です。

疎結合のサービス

疎結合なアーキテクチャを実現するためのサービスとして、次のものがあります。

  • AWS Lambda: サーバーのスペックや管理に関連する問題を回避することができ、疎結合なアーキテクチャを実現することができます。
  • Amazon SNS: アプリケーションコンポーネント間の通信を疎結合にすることができます。
  • Amazon SQS: アプリケーションコンポーネント間の通信を疎結合にすることができます。
  • Amazon API Gateway: アプリケーションと外部システム間の通信を疎結合にすることができます。

これらのサービスは、疎結合なアーキテクチャを実現するために利用されます。

通信サービスによる疎結合

通信サービスを利用することで、アプリケーションコンポーネント間の疎結合を実現することができます。

  • Amazon SNS: 通知を送信することができる通信サービスで、アプリケーションコンポーネント間の通信を疎結合にすることができます。
  • Amazon SQS: 一定の時間内に処理されなかったメッセージを保存することができる通信サービスで、アプリケーションコンポーネント間の通信を疎結合にすることができます。
  • Amazon API Gateway: 外部システムとアプリケーションを連携することができる通信サービスで、アプリケーションと外部システム間の通信を疎結合にすることができます。

これらの通信サービスを利用することで、アプリケーションコンポーネント間の疎結合を実現することができます。

疎結合設計

疎結合設計は、アプリケーションコンポーネント間の依存関係を最小限に抑え、個別のコンポーネントを互いに影響しないようにするアプリケーションアーキテクチャの考え方です。

疎結合設計によって、以下のメリットがあります。

  • 保守性: 個別のコンポーネントを変更する際に他のコンポーネントに影響することがないため、保守性が高まります。
  • 拡張性: 個別のコンポーネントを変更する際に他のコンポーネントに影響することがないため、拡張性が高まります。
  • 再利用性: 個別のコンポーネントを再利用することができるため、再利用性が高まります。

疎結合設計には、通信サービスやAPI等を利用することで実現することができます。

2.Amazon SQSの概要

SQSとは何か

Amazon SQS (Simple Queue Service)は、Amazon Web Servicesが提供するメッセージキューサービスです。アプリケーション間の通信やデータフローの管理に利用することができます。

SQSは、アプリケーションの一部から他のアプリケーションの一部へのメッセージ送信を非同期的に実現することができます。メッセージは、キュー内に保存され、受信アプリケーションはキュー内からメッセージを取得して処理することができます。

SQSは、可用性とスケーラビリティに優れ、信頼性が高いサービスです。SQSは、Amazon CloudFormationを使用することで簡単に構成することができます。

SQSの選択

SQSを選択する際に考慮すべきいくつかの要素があります。以下は、SQSの選択に役立つかもしくは考慮すべき要素の一覧です。

  • スケーラビリティ: SQSはスケーラブルなサービスであり、アプリケーションのトラフィックの増加に対応できます。
  • 遅延: SQSはメッセージの配信に遅延がある場合がありますが、遅延の時間は一般的に短いことがあります。アプリケーションによっては遅延が許容できないものもありますので、アプリケーションの要件に合わせて選択する必要があります。
  • セキュリティ: SQSはAmazon Web Servicesのセキュリティ機能を利用することができますが、利用者自身によるセキュリティ対策も必要です。
  • メッセージの保存期間: SQSではメッセージの保存期間を指定することができますが、保存期間が短すぎるとアプリケーションで処理できないメッセージが消失することもあります。
  • 価格: SQSはAmazon Web Servicesのサービスの一つであり、使用料金はリソースの利用量に応じて異なります。使用するリソースの量やアプリケーションの規模に合わせて計算して価格を確認することが重要です。

これらの要素を踏まえて、アプリケーションの要件に合ったSQSを選択することが大切です。

SQSの特徴

Amazon Simple Queue Service (SQS)は、アマゾンウェブサービス(AWS)のフルマネージドなメッセージキューサービスです。主な特徴としては、以下があります。

  • Scalability: スケーラブルで、高負荷にも対応可能です。
  • Reliability: 高い信頼性を持っており、メッセージの保証された配信と保存が可能です。
  • Flexibility: 柔軟な構成が可能で、必要なときにキューのサイズを増やしたり、減らしたりすることができます。
  • Cost-Effective: コスト効率が良く、使用量に応じて課金されるため、必要なときだけ使用することができます。
  • Security: セキュリティが強固で、暗号化やアクセス制御などの機能が提供されています。

ポーリングとは?

ポーリング (Polling) とは、データの到着状況や更新状況などを定期的に確認することを指します。これは、特にメッセージキューやイベント駆動アーキテクチャなどで利用されます。

例えば、メッセージキューに新しいメッセージが到着した場合に、受信アプリケーションは定期的にキューをポーリングして、新しいメッセージを取得することができます。ポーリングによって、アプリケーションは非同期に動作することができ、実際のデータの到着タイミングに関わらず定期的に確認することができます。

SQSキューの特徴

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) は、一般的なメッセージキューシステムを提供するAWSのサービスです。以下は、Amazon SQSのキューの特徴です。

  • スケーラブル: Amazon SQSは、数百万のメッセージを扱うことができます。
  • 高可用性: Amazon SQSは、配信保証と冗長性を保証するために、複数のリージョンに分散されたデータセンターにデプロイされています。
  • 信頼性: Amazon SQSは、配信保証と冗長性を保証するために、データを多重保存しています。
  • 簡単なAPI: Amazon SQSは、簡単なAPIを使用することで、すぐに使用することができます。
  • フレキシブルな消滅: Amazon SQSは、メッセージの保存期間を変更することができます。
  • 複数のアクセス方法: Amazon SQSは、WEBコンソール、SDK、CLIなど、複数のアクセス方法を提供しています。
  • 課金モデル: Amazon SQSは、メッセージ数やキューサイズなどに基づいて課金されます。

SQSキュータイプ

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) には、2つのタイプのキューがあります。

  • スタンダードキュー: スタンダードキューは、オンデマンドのトラフィックと高可用性を必要とするアプリケーション向けです。
  • FIFOキュー: FIFOキューは、順番に処理される必要があるトラフィックを処理するアプリケーション向けです。FIFOキューは、受信順序と消滅順序を保証するために、同一のトランザクション内でのみ一度に1つのメッセージを配信します。

標準キュー

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) の「標準キュー」は、高スケーラビリティ、高可用性を提供するキュータイプです。

標準キューは、不特定多数のリクエストに対して柔軟なトラフィックマネジメントを提供するアプリケーションに適しています。例えば、ウェブサイトのアクセスや、バックグラウンドジョブなど。

標準キューは、消滅順序を保証しませんが、受信順序は保証されます。標準キューには、メッセージの重複やロストが発生する可能性がありますが、これらのリスクは自動的に回避されます。

FIFOキュー

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) の「FIFO (First-In-First-Out)キュー」は、順序性が保証されたメッセージの配信を提供するキュータイプです。

FIFOキューは、順序が重要なワークフローやアプリケーションに最適です。例えば、注文処理や手数料計算など。

FIFOキューは、1つのキューに1つのメッセージが複数回送信されることはありません。また、FIFOキューでは受信順序と消滅順序が保証されます。これにより、適切な順序で処理されることが保証されます。

SQSの識別子

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) の識別子は、キューまたはメッセージに一意の識別子を付与するものです。

キュー識別子は、Amazon Resource Name (ARN) で表されます。ARNは、Amazon Web Services (AWS) 上のリソースを一意に識別するために使用されます。

メッセージ識別子は、特定のメッセージを識別するために使用されます。これは、SQSキュー内の任意のメッセージを特定するために使用されます。

識別子は、Amazon SQSのアプリケーションを開発する際に重要な役割を果たします。これにより、特定のキューまたはメッセージに対する操作を実行することができます。

メッセージグループIDによるグループ化

Amazon Simple Queue Service (SQS) では、メッセージグループIDを使用してメッセージをグループ化することができます。

メッセージグループIDは、一連のメッセージを特定のグループにまとめるために使用されます。同じグループに属するメッセージは、順番に処理される必要があります。これは、入力データを順番に処理することを保証するために使用されます。

この機能は、FIFOキュータイプでのみ使用できます。FIFOキューでは、順番に処理されることが保証されているため、一連のメッセージをグループ化することで順番に処理されることを保証することができます。

メッセージグループIDを使用することで、SQSアプリケーションの順番保証を強化することができます。

可視性タイムアウト

Amazon Simple Queue Service (SQS) の「可視性タイムアウト」は、キューから取り出されたメッセージが他のワーカーによって再度処理されないようにするために使用される時間間隔です。

可視性タイムアウトは、ワーカーがメッセージを処理している間、そのメッセージが他のワーカーによって再度取り出されないようにすることを目的としています。メッセージが処理され終わるまで、そのメッセージは他のワーカーによって取り出されないようにロックされます。

可視性タイムアウトは、SQS管理者が設定することができます。この設定によって、ワーカーが処理するメッセージの数や、キューからメッセージを取り出す際に他のワーカーによって干渉されないようにすることができます。

キュータイプ

  • 遅延キュー: 遅延キューは、メッセージの配信を遅らせることができる特殊なタイプのSQSキューです。遅延キューを使用すると、システムによって要求される頻度や処理時間に応じて、メッセージを遅らせることができます。
  • 優先度付きキュー: 優先度付きキューは、各メッセージに優先順位を割り当てることができるタイプのSQSキューです。優先順位が高いメッセージが優先的に処理されます。
  • デッドレターキュー: デッドレターキューは、処理失敗したメッセージを格納する特殊なキューです。SQSキューで処理失敗したメッセージは、デッドレターキューに自動的に格納されます。これにより、失敗したメッセージを再処理することができます。
  • 一時キュー: 一時キューは、暫定的なデータストレージとして使用することができる特殊なキューです。一時キューは、一定時間後に自動的に削除されます。

リクエスト/レスポンス構成

“リクエスト/レスポンス構成” は、WebアプリケーションやWebサービスなどが、クライアントからのリクエストを受け取り、応答する形式を指します。通常は、クライアントはHTTPリクエストを送信し、サーバーはHTTPレスポンスを返します。このやりとりにより、Webアプリケーションなどが動作します。

キューの詳細設定

Amazon SQSキューの詳細設定には次のようなものがあります。

  • メッセージ保持期間:キューに格納されたメッセージの保持期間を指定します。
  • メッセージ容量:キューに格納できるメッセージ数の上限を設定します。
  • キューの許容数:単一のキューに格納できる最大メッセージ数を指定します。
  • メッセージデリバリー:メッセージが配信される速庇を設定します。
  • メッセージの順序:FIFOキューではメッセージの順序を保証することができます。
  • メッセージのポーリング:ポーリング間隔やポーリングタイムアウトなどを設定します。
  • エラー処理:エラー発生時の処理方法を設定します。

これらの設定は、AWSマネジメントコンソールから簡単に行えます。

アクセス管理

Amazon SQSでは、アクセス管理を行うことで、アクセスの許可や拒否を行うことができます。

これはIAMポリシーを使用して行われます。

例えば、特定のアカウントからのアクセスのみ許可する、または特定のIPアドレスからのアクセスのみ許可するなどが可能です。

また、SQSキューは、非公開キューと公開キューの2種類に分類されます。公開キューでは誰でもアクセスが可能ですが、非公開キューではアクセス許可を受けたアカウントのみアクセスが可能です。

SQSの基本構成

Amazon Simple Queue Service (SQS)は、分散アプリケーションのキューイングサービスです。基本的な構成は次のようになります。

  • キュー: メッセージを保存するためのキューです。
  • メッセージ: プログラムが交換するデータです。
  • メッセージプロデューサ: メッセージをキューに送信するプログラムです。
  • メッセージコンシュマ: メッセージをキューから取得し、処理するプログラムです。
  • 可視性タイムアウト: メッセージがキューから取得されてから、処理が完了するまでの時間です。
  • 容量制限: 各キューに格納できるメッセージの数の上限です。
  • アクセス管理: キュー、メッセージ、プログラムアクセスの認可を管理するためのセキュリティ規則です。

これらの要素を組み合わせて、SQSはアプリケーション間でデータを交換するための信頼性の高い、スケーラブルな、低オーバーヘッドなメッセージキューシステムを提供します。

SQSとAuto Scalingの構成

Amazon Simple Queue Service (SQS) と Amazon Auto Scaling は、サーバーレスアプリケーションと待ち行列構成に基づいて協調して動作します。

SQSは、Auto Scalingグループからのトラフィックを処理するために使用されます。Auto Scalingは、トラフィック量に応じてインスタンス数を動的に調整することによって、アプリケーションのスケーラビリティを確保します。SQSは、Auto Scalingグループのインスタンスからの要求をキューイングすることによって、処理能力を管理します。

このような構成では、Auto Scalingグループのインスタンス数を動的に調整することによって、アプリケーションのトラフィック量に応じてリソースを最適に使用することができます。また、SQSが受信したメッセージを保存しておくことで、トラフィックスパイクに対応することができます。

KinesisとSQS

Amazon Kinesis と Amazon Simple Queue Service (SQS) は、ストリーミング データの処理に使用できる 2 つの異なる AWS サービスです。

Kinesis は、大量のデータを収集、処理、分析できるリアルタイムのデータ ストリーミング サービスです。
データ ストリームをリアルタイムで取り込み、バッファリングし、処理する機能を提供します。

Kinesis は、大量のデータのリアルタイム処理と分析を必要とするユースケースに適しています。 一方、SQS は、分散されたアプリケーションコンポーネント間でメッセージを送信できるマネージド メッセージ キューサービスです。

SQS は、アプリケーションとコンポーネント間でメッセージを送信するためのスケーラブルで信頼性の高い方法を提供します。 バッチ データの処理など、異なるアプリケーション コンポーネント間の通信が必要なユースケースに適しています。

要約すると、Kinesis はリアルタイムのデータ処理と分析に適していますが、SQS は異なるアプリケーション コンポーネント間でメッセージを送信するのに適しています。

3.Amazon SNSとは

Amazon SNS (Simple Notification Service) は、アマゾンウェブサービス (AWS) が提供する、配信型のPub/Subメッセージングシステムです。

ユーザーが定義したトピックにメッセージを送信することができ、複数のサブスクライバーがそのトピックからメッセージを受信することができます。SNSは、アプリケーション間のイベント通知、スマートフォンアプリ、メール、SMSなど様々な方法でメッセージを配信することができます。

Amazon Simple Notification Service

Amazon Simple Notification Service(Amazon SNS)は、配信要求をトリガーとする配信システムです。

このサービスを使用すると、アプリケーションやシステムをトリガーとする配信要求を発行することができます。これらの配信要求は、Eメール、SMSメッセージ、HTTP / HTTPSなどのタイプを使用して受信者に配信されます。

コンポーネント間の疎結合

疎結合とは、コンポーネント間に低い依存関係を持たせ、各コンポーネントが独立して変更できるようにすることを指します。これにより、各コンポーネントを個別に開発・テスト・デプロイすることができます。また、変更や障害に対応するために、コンポーネントを単独で再起動することもできます。これにより、システム全体の可用性と保守性が向上します。

SNSとSQSの比較

Amazon SNS (Simple Notification Service) と Amazon SQS (Simple Queue Service) は、Amazon Web Servicesの両方が提供するメッセージングサービスです。

SNSは、配信元から配信先への配信を行い、配信先としてはHTTP、HTTPS、SMS、E-mailなどのエンドポイントを指定することができます。一方、SQSは、配信元と配信先との間にキューを作成し、配信元から配信先へ順番にメッセージを配信することができます。

SNSは、配信元と配信先が独立している疎結合な構造を持ち、配信先のエンドポイントに変更があった場合も配信元側で設定を変更することで対応できます。一方、SQSは配信元と配信先の間に明確な依存関係を持ちます。

どちらのサービスを選択するかは、アプリケーションの要件に応じて異なりますが、SNSは単純な通知やイベント通知などに適しています。一方、SQSはメッセージキューイングやワークフローなどの場合に適しています。

SNSの特徴

Amazon Simple Notification Service (SNS)は、配信型メッセージングサービスです。SNSの特徴は次のとおりです。

  • プッシュ通知: SNSは、HTTP、HTTPS、SMS、Email、SQS、Application、Lambdaなど様々なエンドポイントへのプッシュ通知をサポートします。
  • トピックを介したメッセージ配信: SNSではトピックを介してメッセージ配信を行います。トピックにサブスクライブしたエンドポイントに対してメッセージが配信されます。
  • 冗長性: SNSは、冗長性を保証するために複数のリージョンにメッセージを配信することができます。
  • シンプルなAPI: SNSは、簡単なAPIを提供しているため、開発者は短時間でメッセージ配信システムを構築することができます。
  • 低コスト: SNSは、他のAmazon Web Services (AWS)と同様に、使用量に応じた課金モデルを採用しており、利用料が安価なのが特徴です。

FIFOトピック

FIFOトピック(First-In, First-Outトピック)とは、Amazon Web Services (AWS) のAmazon Simple Notification Service (SNS) の機能の一つです。この機能は、トピックに送信されるメッセージが、最初に送信されたものから順に処理されることを保証するものです。FIFOトピックは、時間順に正確なメッセージの処理が必要なアプリケーション向けに設計されています。

SNS連携

Amazon Simple Notification Service (SNS) 連携とは、Amazon SNSを利用して、他のAWSサービスや外部のシステムと連携することを指します。SNSは、Push通知やメール、SMSなどのメッセージを配信するためのメッセージングサービスです。SNS連携を行うことで、SNSを介して他のサービスやシステムと通信することができます。例えば、Amazon S3のバケットに保存された新しいオブジェクトを検知して、SNSトピックを通じて他のシステムに通知することができます。

S3との連携

Amazon S3とAmazon Simple Notification Service (SNS) の連携とは、Amazon S3を利用して、SNSを介して他のシステムに通知することを指します。例えば、Amazon S3のバケットに保存された新しいオブジェクトを検知して、SNSトピックを通じて他のシステムに通知することができます。また、Amazon S3上のオブジェクトの変更や削除などのイベントをトリガーにして、SNSトピックにメッセージを送信することもできます。これにより、S3上のデータの変更をリアルタイムで監視して、他のシステムに通知することができます。

フィルタリング機能

Amazon Simple Notification Service (SNS) のフィルタリング機能とは、SNSトピックに送信されるメッセージを特定の条件に応じてフィルタリングすることを指します。例えば、SNSトピックに送信されたメッセージの中から特定のキーワードを含むメッセージだけを選択して、特定のサブスクライバーに送信することができます。このフィルタリング機能を利用することで、SNSトピックからのメッセージを細分化し、特定のターゲットに向けて通知することができます。

アクセス管理

Amazon Simple Notification Service (SNS) のアクセス管理とは、SNSリソースへのアクセスを制限することを指します。アクセス管理は、AWS Identity and Access Management (IAM) で行われます。IAMユーザーやグループ、またはロールを使って、SNSリソースへのアクセス権限を設定することができます。例えば、特定のユーザーにはトピックの作成やメッセージの送信のアクセス権限を付与することができます。このようにアクセス管理を行うことで、SNSリソースへの不正アクセスや誤った操作を防ぐことができます。

4.Amazon Simple Email Service

Amazon Simple Email Service (Amazon SES) とは、高品質かつスケーラブルな電子メール配信サービスのことを指します。Amazon SESを利用することで、大量のメールを送信することができます。

また、Amazon SESはスパムフィルタリングやエラーメールの処理などの各種メール配信処理を自動化することができます。

このため、開発者はメール配信処理に集中することができます。さらに、Amazon SESはAmazon Web Services (AWS) の一部として提供されているため、他のAWSサービスと統合することもできます。

SESのメール送信方式

Amazon SES (Simple Email Service) は、Amazon Web Services 上で提供されているメール送信サービスです。

メールを送信するためには、APIを使用したプログラミング方法か、SMTPインターフェースを使用する方法があります。

APIを使用する場合、AWS SDKを使って開発することができます。SMTPを使用する場合、SMTPクライアントソフトウェアを使って送信することができます。

SESのメール受信方式

Amazon SESは、メールの送信サービスであり、メールの受信サービスではありません。しかし、受信したメールを処理するためには、Amazon SESと組み合わせて使用することができます。

受信したメールを処理するためには、次のいずれかの方法があります。

  • S3バケットに保存して、Lambda関数を使って処理する
  • Amazon WorkMailまたはAmazon Chimeを使って処理する
  • Amazon SES Rules Engineを使って、特定のアクションをトリガーする

これらの方法を使って、受信したメールを自分のニーズに合った方法で処理することができます。

SES利用準備

以下の手順に従って、Amazon SESを利用する準備を行います。

  • AWSアカウントの作成: AWSアカウントを作成する必要があります。
  • SES利用の登録: SESの利用登録を行い、送信元のドメインを確認します。
  • DNSレコードの設定: SESからの電子メールを受信するために必要なDNSレコードを作成します。
  • 送信元の設定: SESから送信するための電子メールアドレスまたはドメインを設定します。
  • 送信ポリシーの作成: 送信ポリシーを作成し、どのような種類の電子メールを送信するかを決定します。

これらの準備が整った後、Amazon SESを使って電子メールを送信することができます。

サーバーレスとは何か?

AWSのサーバーレスは、クラウドサービスを使用して、サーバー管理やスケーリングなどのインフラストラクチャーの管理を行わずにアプリケーションを実行することを指します。

これはAWSが提供するサービス、例えばAWS Lambda、Amazon API Gateway、Amazon DynamoDBなどを使用することで実現されます。

これらのサービスを使用することで、開発者はアプリケーションのコードをホストする必要がなくなり、代わりにAWSが自動的に実行環境を提供します。

サーバーレス化

サーバーレス化とは、サーバー管理やインフラストラクチャーの管理を外部のサービスやプロバイダーに委譲することを指します。

これにより、開発者や企業はサーバーを手動で管理せず、代わりにクラウドサービスを使用してアプリケーションを実行することができます。

サーバーレス化は、スケーラブルなアプリケーションを短時間で構築したり、コスト削減を実現するためによく用いられます。例えば、AWS LambdaやGoogle Cloud Functionsなどのサービスはサーバーレス化の代表的な例です。

サービス化(SOA・マイクロサービス)

AWS (Amazon Web Services) は、複数のサービスを提供するクラウドコンピューティングプラットフォームです。

サービス化(Service Oriented Architecture、SOA)またはマイクロサービスアーキテクチャ(Microservices Architecture)は、大規模なアプリケーションを複数の小規模なサービスに分割するアプローチです。

AWSは、このようなアプローチに対応する多様なサービスを提供しており、開発者がアプリケーションを構築、デプロイ、および管理するためのフレームワークを提供します。

サーバーレス化のポイント

サーバーレス化は、サーバーを手動で運用せず、代わりにクラウドプロバイダーが提供するサービスを利用するアーキテクチャです。以下がサーバーレス化のポイントです:

  • コスト削減: サーバーを手動で運用する必要がないため、ハードウェアやソフトウェアの購入費用や維持費用がなくなります。
  • スケーラビリティ: リソースを必要とすると自動的に増やすことができるため、アクセスが急増した場合にも対応が可能です。
  • リソースの最適利用: サーバーが不要な時間帯は停止することができるため、リソースを最適に利用することができます。
  • シンプルな管理: サーバーの運用やアップグレードなどの業務が不要になり、アプリケーションの開発・デプロイ・管理だけに集中することができます。
  • 高い可用性: クラウドプロバイダーがサーバーの運用を行うため、障害やメンテナンスの時間帯を気にすることなく高い可用性が確保されます。

5.Lambdaとは何か?

Amazon Lambdaは、AWS (Amazon Web Services) のサーバーレスコンピューティングサービスです。Lambdaは、コードを実行するためのサーバーを手動で構築せずに、代わりにクラウド上で実行することができます。Lambdaは、イベント駆動型アプリケーションを構築するために使用され、アプリケーション内で発生するイベント(例えば、APIリクエスト、データベースの変更など)に対して、自動的に実行されるコードを定義することができます。Lambdaは、高いスケーラビリティと費用対効果を実現するために、コードが実行されると同時にリソースを動的に割り当てます。

Lambdaの仕組み

Lambdaの仕組みは、次のようなものです:

  • トリガー: Lambda関数は、外部のイベントソース(例えば、API Gateway、S3、DynamoDBなど)からのトリガーによって起動されます。
  • コードの実行: トリガーによって関数が起動されると、Lambdaはコードを実行します。コードは、言語によって異なりますが、Node.js、Java、Python、Goなどがサポートされています。
  • リソースの割り当て: Lambdaは、コードの実行に必要なリソースを動的に割り当てます。これにより、アプリケーションのトラフィックに応じてリソースを効率的に使用することができます。
  • 実行環境: Lambda関数は、AWSのクラウド環境内で実行されます。関数は、AWSのセキュリティやパフォーマンスに対応した環境を利用することができます。
  • 結果の返却: Lambda関数は、トリガー元に結果を返却することができます。例えば、API Gatewayを使用している場合は、APIのレスポンスとして返却することができます。

Lambdaは、このような仕組みを利用することで、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築・実行することができます。また、高いスケーラビリティと費用対効果を実現することができます。

Lambdaとの連携

Lambdaは、AWSの多くのサービスと連携することができます。これにより、より複雑なアプリケーションを構築することができます。一部の例を示します:

  • API Gateway: Lambda関数をAPIとして公開することができます。API Gatewayは、APIのトリガーとなるリクエストを受け付け、Lambda関数に処理を委譲します。
  • S3: Lambda関数は、S3に保存されたオブジェクトに対する操作(例えば、画像のリサイズや動画のトランスコード)をトリガーとして起動することができます。
  • DynamoDB: Lambda関数は、DynamoDBに保存されたデータを処理することができます。例えば、DynamoDBに保存されたデータに対して特定のアクションを実行することができます。
  • Kinesis: Lambda関数は、Kinesisストリーム上のデータを処理することができます。例えば、リアルタイムのデータ分析やログ処理などが可能です。

これらは、Lambdaと他のAWSサービスとの連携の一部です。AWSは、さまざまなサービスとの連携を支援するために、様々なツールを提供しています。Lambdaと連携することで、より複雑なアプリケーションを構築することができます。

Lambdaのユースケース

Lambdaは、様々なユースケースに利用することができます。以下は一部の例です:

  • ウェブアプリケーションバックエンド: Lambdaを使用して、ウェブアプリケーションのバックエンドを構築することができます。例えば、API Gatewayと組み合わせて、ウェブアプリケーションからのリクエストを処理するLambda関数を構築することができます。
  • イベント駆動アプリケーション: Lambdaは、イベント駆動アプリケーションを構築するために利用することができます。例えば、S3バケットに保存されたオブジェクトを処理するLambda関数をトリガーとして起動することができます。
  • バッチ処理: Lambdaを使用して、大量のデータを処理するバッチジョブを構築することができます。例えば、Amazon S3に保存されたデータを処理するLambda関数を設定することができます。
  • リアルタイムデータ処理: Lambdaを使用して、リアルタイムのデータストリームを処理するアプリケーションを構築することができます。例えば、Kinesisストリームからのデータを処理するLambda関数を設定することができます。
  • モバイルバックエンド: Lambdaを使用して、モバイルアプリケーションのバックエンドを構築することができます。例えば、API Gatewayと組み合わせて、モバイルアプリケーションからのリクエストを処理するLambda関数を構築することができます。

これらは、Lambdaの一部のユースケースであり、実際にはより多くのユースケースがあります。

API Gatewayの連携

API GatewayとLambdaは、連携することで、Webアプリケーションのバックエンドを構築することができます。

API Gatewayは、Web APIを構築、管理、保護するためのフルマネージドサービスです。API Gatewayは、Web APIに対するリクエストを受け付け、適切なLambda関数をトリガーとして呼び出します。Lambda関数は、API Gatewayからのリクエストに応じて処理を実行します。処理結果は、API Gatewayを経由してWeb APIからのリクエスト元に返されます。

このように、API GatewayとLambdaを連携することで、スケーラブルなWeb APIを構築することができます。API Gatewayは、Web APIのセキュリティを強化するための機能も提供します。例えば、API Key認証、OAuth認証、IPアドレスアクセス制限などが利用可能です。

Lambdaモバイルアプリ

Lambdaを利用することで、モバイルアプリケーションのバックエンドを構築することもできます。

モバイルアプリケーションからのリクエストをAPI Gatewayに送信することで、Lambda関数をトリガーとして呼び出すことができます。Lambda関数は、モバイルアプリケーションからのリクエストに応じて処理を実行します。処理結果は、API Gatewayを経由してモバイルアプリケーションに返されます。

このように、Lambdaを利用することで、スケーラブルなモバイルアプリケーションのバックエンドを構築することができます。また、API Gatewayを通じてモバイルアプリケーションからのリクエストを制御することもできます。例えば、API Key認証、OAuth認証、IPアドレスアクセス制限などが利用可能です。

ロードバランサー機能

AWSでは、Elastic Load Balancer(ELB)というロードバランサーサービスが提供されています。このサービスは、負荷分散のために使用されます。

Elastic Load Balancerは、Webアプリケーションやバックエンドシステムに対して、複数のインスタンスに対するリクエストをバランシングします。これにより、システムのスケーラビリティを向上させ、停止や障害が発生した場合にもリクエストを処理することができます。

Elastic Load Balancerは、アプリケーションレベルの負荷分散を行うためのロードバランサーであり、TCPレベルの負荷分散もサポートしています。さらに、自動フェイルオーバーやヘルスチェックなどの機能も提供されています。

Elastic Load BalancerとLambdaを連携することで、負荷に応じたLambda関数の呼び出しを実現することもできます。このように、Elastic Load Balancerは、Lambdaを利用するアプリケーションのスケーラビリティを向上させるためのユーティリティとなります。

Lambdaの特徴

Lambdaは、サーバーレスコンピューティングの代表的なサービスであり、以下の特徴があります。

  • 自動スケーリング: Lambdaは、リクエストに応じて自動的にスケーリングします。これにより、アプリケーションのトラフィックに合わせてリソースを効率的に利用することができます。
  • 柔軟な関数実行: Lambdaは、関数単位で実行することができます。これにより、関数を独立して開発・デプロイ・管理することができます。
  • 低い運用コスト: Lambdaは、リソース利用に応じて課金されます。使用しない時間には課金されないため、運用コストを最適化することができます。
  • 簡単な開発: Lambdaは、サポートする言語が多数あり、簡単な開発環境が提供されています。また、API Gatewayやその他のAWSサービスとの連携も容易に行うことができます。
  • 高い安全性: Lambdaは、AWSによって管理されており、高いセキュリティレベルが保証されています。さらに、Lambda関数はIAMポリシーによってアクセス制御ができます。

これらの特徴から、Lambdaは、アプリケーションのバックエンドやミドルウェア、定期的なタスクなど、様々な用途で利用することができます。

Lambdaの課金

Lambdaは、リソース利用に応じて課金されます。課金される項目は以下のとおりです。

  • 実行時間: Lambda関数が実行された時間に応じて課金されます。
  • リクエスト数: Lambda関数に対するリクエスト数に応じて課金されます。
  • メモリ使用量: Lambda関数が利用するメモリに応じて課金されます。
  • トラフィック処理: Lambda関数が処理するトラフィック量に応じて課金されます。

また、Lambdaは、1月あたり400,000リクエストと128MBメモリ使用の課金が無料です。これに加えて、実行時間も無料枠があります。詳細はAWS公式サイトを参照してください。

Lambdaの制限

Lambdaにはいくつかの制限があります。以下は主な制限です:

  1. 最大実行時間: 一度に実行できる関数の最大時間は15分です。
  2. 最大メモリ使用量: 一度に使用できるメモリは3GBまでです。
  3. ファイルサイズ: アップロードできる単一のZIPアーカイブの最大サイズは50MBです。
  4. ファイル数: 単一のZIPアーカイブに含まれるファイル数は1000個までです。
  5. リソース制限: Lambda関数を使用するときに利用できるリソース(CPU、メモリなど)に制限があります。

これらはAWSによって変更される可能性があるため、AWS公式サイトで最新情報を確認することを推奨します。

Lambdaの実装:ブループリント

AWS Lambdaのブループリントは、開発者がLambda関数を作成するためのテンプレートです。ブループリントを使用することで、開発者は標準的なアプリケーション・シナリオ(例えばAPI Gatewayとの連携、DynamoDBとの連携など)を迅速に実装することができます。

AWS Lambdaのブループリントは、AWS Management Consoleにある「Create Function」ページから選択することができます。ブループリントには多数のオプションがあり、開発者が選択したブループリントに応じて、Lambda関数を作成するためのスケルトンコードが生成されます。

開発者は、生成されたスケルトンコードをカスタマイズすることができます。カスタマイズすることで、開発者はLambda関数を完全に独自のものにすることができます。Lambda関数を完成させたら、開発者はLambda関数をテストし、実際に動作することを確認することができます。

Lambdaの処理タイミング

AWS Lambdaは、イベント駆動型のサーバーレスアーキテクチャです。このため、Lambda関数は、特定のイベント(例えばAPI Gatewayのリクエスト、S3バケットのオブジェクトアップロード、CloudWatchのスケジュールイベントなど)が発生したときに処理されます。

Lambda関数は、トリガーによって起動されます。トリガーは、Lambda関数にアタッチされているイベントソースです。Lambda関数は、トリガーに応じて、指定されたコードを実行します。

Lambda関数の処理は、自動的にスケーリングされます。これは、Lambda関数が使用するリソース(例えばメモリやCPU)に応じて、自動的にインスタンスを割り当てます。これにより、高負荷時には複数のインスタンスが同時に実行され、低負荷時にはインスタンスが削除されます。このように、Lambda関数は必要なときに必要なリソースを使用することができます。

Lambdaレイヤー

AWS Lambda Layersは、AWS Lambda関数にライブラリや共通のコードを追加することができる仕組みです。Lambda Layersを使用することで、関数間で共通のコードを共有することができ、関数のサイズを小さく保つことができます。

Lambda Layersは、独自のLambda関数とは別に管理されます。Lambda関数は、必要なLambda Layersを選択することで、関数にLambda Layersをアタッチすることができます。Lambda Layersは、複数の関数で共有することができます。

Lambda Layersは、AWS Management Console、AWS CLI、AWS Serverless Application Model(SAM)など、多様な管理ツールを使用して管理することができます。Lambda Layersは、他のAWSサービスとも連携することができます。例えば、Lambda Layersには、Amazon S3やAmazon DynamoDBなどのAWSクライアントライブラリを含むことができます。

AWS Lambda アプリケーション

AWS Lambdaアプリケーションは、AWS Lambda関数と他のAWSサービスを使用して構築されたサーバーレスアプリケーションのことを指します。AWS Lambdaアプリケーションは、イベント駆動型アーキテクチャを採用しています。つまり、特定のイベントがトリガーとなってLambda関数が実行され、その結果としてアプリケーションのロジックが実行されます。

AWS Lambdaアプリケーションでは、他のAWSサービスとも連携することができます。例えば、AWS Lambdaアプリケーションは、Amazon S3、Amazon DynamoDB、Amazon API Gatewayなどと連携することができます。AWS Lambdaアプリケーションを構築することで、高可用性や自動スケーリングなどの機能が利用できます。

AWS Lambdaアプリケーションは、AWS Management Console、AWS CLI、AWS Serverless Application Model(SAM)など、多様な管理ツールを使用して構築することができます。AWS Lambdaアプリケーションは、柔軟性が高く、拡張性に優れたアプリケーションを構築するための有用な選択肢となります。

Lambda@Edge

Lambda@Edgeは、AWSのサーバーレスコンピューティングサービスです。Lambda@Edgeを使用すると、CloudFrontのエッジロケーションでLambda関数を実行することができます。これにより、リアルタイムで動的なコンテンツ生成、認証、セキュリティなどの機能を実現することができます。

Lambda@Edgeは、アプリケーションのスケーラビリティ、高可用性、セキュリティなどの機能を改善することができます。また、Lambda@Edgeは、グローバルな分散型アプリケーションを構築するための有用な選択肢となります。

Lambda@Edgeのユースケース

Lambda@Edgeは、AWSのサーバレスコンピューティングサービスで、クラウドフロントの要求を処理するために使用されます。

これにより、動的なコンテンツ生成、アクセス制御、画像・音声・動画のトリミングなどをリアルタイムで行うことができます。Lambda@Edgeは、高速でスケーラブルなアプリケーション構築、運用を支援することができます。

RDSプロキシ

RDSプロキシは、Amazon Relational Database Service (RDS) のデータベースアクセスを代理するためのサービスです。これにより、アプリケーションから直接RDSデータベースに接続する代わりに、RDSプロキシ経由で接続することができます。

また、セキュリティやパフォーマンスの向上、データベースアクセスの制御などが可能になります。また、RDSプロキシは、負荷分散やフェイルオーバーなどの高可用性ソリューションを提供することもできます。

スケジュール機能

スケジュール機能とは、指定された時間に自動的にタスクを実行するための機能です。この機能は、様々なシステムやアプリケーションで使用されます。

例えば、バックアップジョブのスケジュール、定期的なメンテナンスタスク、データ処理タスクなどがあります。スケジュール機能は、手動でタスクを実行する代わりに、設定されたスケジュールに従って自動的にタスクを実行することで、効率的なタスク管理を実現することができます。

VPCアクセス

VPCアクセスとは、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) 内のリソースに対するアクセス制御を指します。VPCは、独自の仮想ネットワークを構築することができます。VPCアクセスは、VPC内のインスタンス、データベース、ストレージなどのリソースへのアクセスを制御することで、セキュリティやコンプライアンスの要件を満たすことができます。

VPCアクセスは、セキュリティグループやネットワークアクセスコントロールリスト (ACL)などを使用して制御することができます。また、VPCアクセスは、複数のVPC間でのアクセス制御や、外部のインターネットとのやり取りも制御することができます。

バージョニング

バージョニングとは、アプリケーションやソフトウェアのバージョン管理のことです。バージョニングは、アプリケーションやソフトウェアの変更履歴を記録し、過去のバージョンと現在のバージョンを区別することができます。

これにより、アプリケーションやソフトウェアのバグ修正や新機能追加などの変更を行った際に、以前のバージョンと比較して、変更内容を確認することができます。また、バージョニングは、顧客に対してのサポートやメンテナンスを行う際に、どのバージョンが使用されているかを確認することもできます。

コード署名

コード署名は、ソフトウェアやアプリケーションの認証のことです。コード署名は、ソフトウェアを開発したという証明書を付与することで、配布元が正当な開発者であることを確認することができます。また、コード署名は、ソフトウェアやアプリケーションが改ざんされていないことを保証することもできます。

コード署名は、数学的な手法(例えば数学的ハッシュ関数や暗号アルゴリズム)を使用することで、ソフトウェアやアプリケーションの認証を行います。

コード署名は、ソフトウェアやアプリケーションをインストールする際に、正当な配布元からインストールされたことを確認することができます。これにより、不正なソフトウェアやマルウェアのインストールを防止することができます。

AWS Signer

AWS Signerは、AWSのサービスです。AWS Signerは、クラウド上でのソフトウェア・アプリケーションの署名と検証を自動化することができます。

これにより、ソフトウェアの配布者が正当であることを確認したり、ソフトウェアが改ざんされていないことを保証することができます。

AWS Signerは、ソフトウェア・アプリケーションの署名作業を効率的かつ安全に行うことができます。また、AWS Signerは、オンプレミス・データセンター、インターネット、またはAWS上から利用することができます。

6.APIとは何か

API (Application Programming Interface) とは、アプリケーションまたはサービスのインターフェースを提供するものです。

APIは、プログラマがアプリケーションやサービスの機能を利用するために必要な情報を提供するものです。APIは、プログラマがアプリケーションやサービスと通信するための規約と命令を定義することで、アプリケーション間のデータ通信を可能にします。

APIは、Web APIなどとも呼ばれます。これらのAPIは、Webブラウザやモバイルアプリなどから呼び出されます。APIを使用することで、アプリケーション開発者は、外部のアプリケーションやサービスの機能を利用して、自分のアプリケーションを開発することができます。

APIの活用

APIを活用することで、次のようなメリットがあります。

  • アプリケーション間の連携:APIを介して、異なるアプリケーション間でのデータの連携や通信が可能です。これにより、異なるアプリケーション間でのデータの共有や活用が容易になります。
  • サービスの拡張:APIを利用することで、外部のサービスの機能を組み込んだり、自分のサービスの機能を外部のサービスに提供することができます。
  • データ分析:APIを介して取得したデータを分析することで、ビジネスに有益な情報を得ることができます。
  • モバイルアプリ開発:APIを利用することで、モバイルアプリ開発者は、Webサービスの機能を組み込んだり、自分のアプリケーションの機能を外部のモバイルアプリに提供することができます。
  • 自動化:APIを介して、アプリケーション間でのタスクの自動化やデータの自動連携が可能です。

これらのメリットにより、APIを活用することで、ビジネスの規模や柔軟性を拡大し、より多くの価値を生み出すことができます。

API利用の必要事項

APIを利用するためには、次のような必要事項があります。

  • APIドキュメント:APIを利用するには、APIの仕様や呼び出し方法などが記載されたAPIドキュメントが必要です。
  • APIキー:多くのAPIは、APIキーを使用して認証されます。APIキーは、APIの利用者とAPI提供者を特定するためのものです。
  • リクエストフォーマット:APIは、特定のフォーマットでリクエストを受け付けます。APIドキュメントに記載されたフォーマットに従ってリクエストを行う必要があります。
  • レスポンスフォーマット:APIは、特定のフォーマットでレスポンスを返します。APIドキュメントに記載されたフォーマットに従ってレスポンスを処理する必要があります。
  • 利用制限:APIは、利用回数やリクエストサイズなどの制限がある場合があります。API利用にあたっては、これらの制限に従う必要があります。
  • ライセンス:APIを利用するには、API提供者からのライセンスが必要です。API利用にあたっては、API提供者のライセンス条項に従う必要があります。

これらの事項に従ってAPIを利用することで、APIの利用に関連する問題を回避することができます。

7.API Gateway

API Gatewayとは、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を仲介するためのゲートウェイのことです。

API Gatewayは、APIリクエストを受け取り、それらをバックエンドのサーバーに転送し、必要に応じて検証や修正を行います。

また、APIレスポンスをクライアントに返すこともできます。これにより、APIの利用者とAPIのバックエンドを隔離することができ、セキュリティやパフォーマンスの向上などが期待されます。

ユースケース

ユースケース

API Gatewayのユースケースとしては次のようなものがあります。

  • APIのプロキシリング:API Gatewayは、APIリクエストをバックエンドのサーバーに転送することができます。これにより、APIの利用者が直接バックエンドのサーバーにアクセスすることなく、APIを利用することができます。
  • APIのセキュリティ:API Gatewayは、APIリクエストの検証や修正を行うことができます。これにより、APIに対する不正なアクセスや攻撃からAPIを保護することができます。
  • APIのパフォーマンス:API Gatewayは、APIリクエストをキャッシュすることができます。これにより、同じリクエストに対する応答速度の向上が期待されます。
  • APIの管理:API Gatewayは、APIの新規作成や既存のAPIの管理を行うことができます。これにより、APIを効率的かつ簡単に管理することができます。
  • APIのモニタリング:API Gatewayは、APIの使用状況を監視することができます。これにより、APIのパフォーマンスや問題のトラブルシューティングができます。

AWSにおけるAPI提供

AWSは、API Gatewayというサービスを提供しており、このサービスを利用することでAPIを簡単かつ安全に提供することができます。API Gatewayは、APIの作成、管理、保護、監視などを行うことができます。また、API Gatewayは、APIのトラフィックを管理することができます。これにより、APIのパフォーマンスを最適化し、APIに対する不正なアクセスや攻撃からAPIを保護することができます。

AWSでは、API Gatewayを利用することで、開発者はAPIを簡単かつ安全に提供することができます。API Gatewayを利用することで、開発者はAPIのトラフィックの管理やAPIのセキュリティを気にすることなく、API開発に集中することができます。

APIのタイプ

APIは様々なタイプがあります。以下は一部の代表的なAPIタイプです。

  • REST API:REST(Representational State Transfer)は、Webシステム間のデータをやり取りするための枠組みです。REST APIは、HTTPプロトコルを使用してAPIを実装することができます。
  • SOAP API:SOAP(Simple Object Access Protocol)は、XMLを使用してWebシステム間のデータをやり取りするためのプロトコルです。SOAP APIは、SOAPメッセージを使用してAPIを実装することができます。
  • GraphQL API:GraphQLは、APIのクエリー言語です。GraphQL APIは、グラフ構造を使用してAPIを実装することができます。
  • gRPC API:gRPCは、高速な、スマートな、オープンソースのRPCフレームワークです。gRPC APIは、プロトバッファを使用してAPIを実装することができます。

各APIタイプには、特定の使用シーンや利点があります。開発者は、アプリケーションの要件に応じてAPIタイプを選択することができます。

API Gatewayの料金

API Gatewayの料金は、APIのトラフィック量やリクエスト数、API Gatewayの機能を使用するかどうかなどによって異なります。API Gatewayでは、次のような料金モデルがあります。

  • 通信量:API Gatewayへのトラフィック量に応じて料金が発生します。
  • リクエスト数:API Gatewayに送信されるリクエスト数に応じて料金が発生します。
  • カスタマー管理:API Gatewayを使用すると、APIの使用者を管理することができます。API Gatewayでユーザー管理を行う場合、料金が発生します。
  • キャッシュ:API Gatewayを使用すると、APIのレスポンスをキャッシュすることができます。API Gatewayでキャッシュを使用する場合、料金が発生します。
  • ログ保存:API Gatewayを使用すると、APIのログを保存することができます。API Gatewayでログを保存する場合、料金が発生します。

詳細な料金情報は、AWSのAPI Gatewayの料金ページを参照してください。料金ページでは、API Gatewayを使用する上での費用をシミュレーションすることができます。

API Gatewayの統合

AWS API Gatewayは、様々なバックエンドシステムやサービスと統合することができます。以下はAPI Gatewayとの統合の一部の例です。

  • Lambda:API GatewayとLambdaを統合することで、APIからLambda関数を呼び出すことができます。Lambda関数では、APIリクエストを処理して、APIレスポンスを生成することができます。
  • EC2:API GatewayとEC2を統合することで、APIからEC2インスタンスを呼び出すことができます。EC2インスタンスでは、APIリクエストを処理して、APIレスポンスを生成することができます。
  • DynamoDB:API GatewayとDynamoDBを統合することで、APIからDynamoDBテーブルを操作することができます。APIリクエストからDynamoDBテーブルにデータを保存したり、テーブルからデータを読み取ったりすることができます。
  • S3:API GatewayとS3を統合することで、APIからS3バケットを操作することができます。APIリクエストからS3バケットにデータを保存したり、バケットからデータを読み取ったりすることができます。

これらはAPI Gatewayとの統合の一部の例であり、API Gatewayは他にも多くのサービスと統合することができます。統合することで、APIをより高速かつスムーズに動作させることができます

統合タイプ

AWS API Gatewayには以下のような統合タイプがあります。

  • REST API統合:API Gatewayからバックエンドシステムを呼び出すためにREST APIを使用します。REST APIはHTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を使用してAPIリクエストとレスポンスを処理することができます。
  • Lambdaプロキシ統合:API GatewayからLambda関数を呼び出すことができます。Lambda関数はAPIリクエストとレスポンスを処理します。
  • HTTPプロキシ統合:API GatewayからHTTPサーバーを呼び出すことができます。HTTPサーバーはAPIリクエストとレスポンスを処理します。
  • AWSサービス統合:API GatewayからAWSサービスを呼び出すことができます。AWSサービスはAPIリクエストとレスポンスを処理します。

API Gatewayでは、これらの統合タイプを使用することで、バックエンドシステムとAPIを効率的かつスムーズに統合することができます。また、統合タイプを適切に選択することで、APIのセキュリティやパフォーマンスなどの問題も解決することができます。

API GatewayのLambda統合

AWS API GatewayとLambdaの統合は、API GatewayとLambdaを連携することで、APIリクエストをLambda関数に送信することができます。Lambda関数はAPIリクエストを処理し、API Gatewayに応答を返すことができます。

Lambda統合タイプを使用することで、API GatewayからLambda関数を呼び出すことができます。このタイプの統合を使用することで、APIリクエストの処理や応答をLambda関数に委譲することができます。これにより、API Gatewayでのリソースの使用量や帯域幅の制限などの問題を回避することができます。

また、Lambda統合タイプを使用することで、API GatewayとLambda関数の間でのセキュリティやスケーラビリティなどの問題も解決することができます。Lambda統合タイプを使用することで、API GatewayとLambda関数を簡単に連携することができます。

APIエンドポイントのタイプ

AWS API Gatewayでは以下のようなAPIエンドポイントタイプがあります。

  • Edge-optimized:このタイプのAPIエンドポイントは、API Gatewayとクライアントアプリケーションとの間のトラフィックを最適化するために使用されます。API Gatewayは、このタイプのAPIエンドポイントに対するリクエストを最適なリージョンに転送します。
  • Regional:このタイプのAPIエンドポイントは、特定のリージョン内でのAPIリクエストを処理するために使用されます。このタイプのAPIエンドポイントは、Edge-optimizedタイプよりも低コストな選択肢であり、特定のリージョン内でのトラフィックを処理する必要がある場合に有用です。

API Gatewayでは、適切なAPIエンドポイントタイプを選択することで、APIリクエストを最適な方法で処理することができます。また、APIエンドポイントタイプを適切に選択することで、APIのパフォーマンスやセキュリティなどの問題も解決することができます。

キャシュ機能の利用

AWS API Gatewayでは、APIエンドポイントのキャッシュ機能を利用することができます。この機能を使用することで、APIリクエストの結果をキャッシュすることができます。これにより、以降のリクエストに対して高速な応答を提供することができます。

API Gatewayのキャッシュ機能は、適切なキャッシュポリシーを選択することで、柔軟な管理が可能です。例えば、特定のAPIエンドポイントに対してのみキャッシュを有効にするか、キャッシュの有効期間を指定することもできます。また、API Gatewayのキャッシュ機能は、APIリクエストごとにカスタマイズすることもできます。

API Gatewayのキャッシュ機能を利用することで、APIのパフォーマンス向上やリソースの有効活用などのメリットを得ることができます。

スロットリングの利用

AWS API Gatewayでは、スロットリング機能を利用することができます。この機能を使用することで、特定のAPIエンドポイントに対して1時間あたりの最大リクエスト数を制限することができます。

スロットリングは、APIのパフォーマンスやセキュリティなどを保証するために使用されます。例えば、APIが大量のトラフィックを受け取って、過負荷になってしまう場合、スロットリングを使用することで、これを防止することができます。また、不正なトラフィック(例えば、DDoS攻撃)からAPIを保護するためにもスロットリングを使用することがあります。

API Gatewayでは、スロットリングのポリシーを適切に設定することで、適切なスロットリングを実現することができます。また、API Gatewayでは、スロットリングのポリシーをAPIごとにカスタマイズすることもできます。

API Gatewayの認証方式

AWS API Gatewayでは、様々な認証方式を利用することができます。主な認証方式には以下があります。

  • APIキー認証: API GatewayによるAPIキーの管理を利用し、APIリクエストを認証することができます。
  • OAuth2.0認証: API Gatewayと連携するOAuth 2.0認証サービスを利用し、APIリクエストを認証することができます。
  • AWS Identity and Access Management (IAM)認証: AWS IAMを利用し、APIリクエストを認証することができます。
  • AWS Cognito User Pools認証: AWS Cognito User Poolsを利用し、APIリクエストを認証することができます。

適切な認証方式を選択することで、API GatewayによるAPI提供のセキュリティが向上します。また、認証方式をAPIごとにカスタマイズすることもできます。


というわけで、今回は以上です。
引き続きで、徐々に発信していきます。

コメントや感想を受け付けています。ちょっとした感想でもいいので嬉しいです。

それでは、以上です。

https://medical-science-labo.jp/aws-amazon-asociate12/
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